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2023/07/30

雪室住宅に貯蔵庫、前室を造作した住宅の残雪の確認に。

2023年の2月に雪室を設置した高床式住宅の基礎部分に貯蔵庫と前室を造作しました。 雪室の屋根はいままで断熱シートのみで保存していましたが、今回は断熱パネルを屋根のように敷き詰めるようにしました。その上から断熱シートをかけて、雨水が溜まらないよう勾配をつけて掛けてあります。       今回施工して初めての夏にどのくらい雪が残っているか猛暑の7月30日に確認してきました。 貯蔵庫の前室の前に立つとちょっと涼しくなっていて、中へ入ると前室内は22度、湿度は80%でしたが、涼しく感じました。                続いて断熱ドアを開けて貯蔵庫に入ると貯蔵の品物は少なかったですが、内部は16.7度、湿度45%で快適でした。          木製ドアを開けると雪室に。 雪室は北側にあって木々で日差しを遮っているためか、雪室内の温度は7.8度。雪はまだ大人の膝くらい残っていて、ひんやり気持ちいいです。 雪室の角には飲み物やスイカ、果物、漬け物などが冷蔵されていました。             暑い夏にこれだけ雪が残っているとは驚きでした。 こちらのお宅の近くに雪冷房住宅(雪を貯めておき、夏の冷房に利用する住宅)もあるのですが、こちらは残念ながら雪はなくなっていました。 ただ、まだ冷気は残っていて、貯蔵庫はひんやりしていました。温度18度。         電気代も高くなって来ている中、こんなに暑い夏が続くのであれば雪室、雪冷房住宅がもっと魚沼で普及すると良いのですが。